いつもお世話になっている湖西市の絵本屋さん
パディントンさんから秋の絵本がやってきました。
いつもmironにお届けしてくれるのは、miron担当
カト君!(絵本愛は誰にも負けない若手のホープ)
ちょっと褒めすぎ?(๑>◡<๑)
そんなカト君がまず取り出したのは!
酒井駒子さんの絵が好きなので、早く読みたい気持ちと美味しいものは後にとっておきたい!
でも表紙見たら、もう、無理だよ、早く読みたい。
駒子さんの絵の世界感をゆっくり、味わいながら…
しっかり物のお姉さんと、まだ小さい妹のお話しです。
お姉さんはいつも、優しく妹のお世話をしてあげます。
でもある日、妹は1人になりたくてお姉さんの目を盗んで家を抜け出してしまいます。
始めて1人で冒険にでた妹…
初秋になると咲き始める野菊畑まできました。
野菊が風邪に揺られて気持ち良さそう〜
そこで妹はゴロンと寝転んでみました。
冒険はしてみたものの思い出すのは、お姉さんのことばかり…
するとお姉さんの声が近づいてきます。
そう!妹を探していたのです。
妹はお姉さんのところに行こうとしますが、その前にお姉さんはまるで、妹のように泣き出してしまいます。
野菊の畑から出てきた妹はいつも、お姉さんが自分にしてくれていた様に、ハンカチで涙を拭いてあげて、妹なりにお姉さんを慰めます。
いつも妹はお世話をしてもらうばかりでした。
お姉さんを慰めることが出来た自分に自信が持てたに違いありません。
時には姉妹が逆転して学び気づく事があるんですね。
これをきっかけに姉妹はお互い助け合い、今まで以上に仲良しになりました。
アメリカの作家 シャーロット ゾロトウの作品に酒井駒子さんが絵を描き翻訳もしました。
駒子さんの儚げな絵は心の機微を描く作品にピッタリですね(^^)
ページをめくると妹が寝転んでいた野菊畑の匂いがほのかに感じます。
絵本「ねえさんといもうと」はmironでもお求め頂けます。