
あるとき…ではじまる「100万回生きたねこ」
もし、1ページ追加してくれることを許してくれるならお願いしたいお話しがあります。
あるとき、茶トラの女の子はmironの猫でした。
3年前まではノラでしたが、正夫君について来たらいつの間にか絵本カフェの看板猫になっていた。
茶トラの女の子は正子と名付けられ
お客様に可愛がられ先住猫正夫君からの深い愛に包まれていたのです。
ですが春風にのって桜の花びらが舞い始めたある日、正子はいつもより遠くに遊びにいきたくなりました。
あんなに遠くに行ったらダメ!ってmironママに言われていたのに。
正子は車道に飛び出して車にあたってしまったのです。
一瞬の出来事でした。
きっと正子は何があったのか分からないまま…
痛みを感じる暇もなかったでしょう…
おてんば正子はもしかしたら、すでに虹の橋を渡って桜のお花見を楽しんでいるかも知れません。
1人ぼっちになってしまった正夫は、今日も日向で寝ています。
夢の中ではいつも一緒だからねっ
おしまい。
4月の某日、正子が天国に旅立ってしまいました。悲しくて なかなかブログをする気持ちになれなくて。
正子の事をお伝えして前に進まなくてはと思っていた時「100万回生きたねこ」を本棚から出して読みました。
自分勝手な解釈かも知れないけれど、きっと正子も又誰かの猫になって可愛がってもらえるに違いないと思う事にしました。
正子の亡骸は傷1つなく、すやすや眠っているようでした。
ご近所ニャンコ友達も集まって皆んなで正子の事を話し、たくさん泣いて正子を送ってくれました。お花に包まれて正子はとっても気持ち良さそうでした。
私もやっとお話し出来て良かったです。
今まで正子を可愛いがってくれてありがとうございました。